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日語寫作的常見錯誤解析

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對於日語寫作而言,語法的學習是不可缺少的。但是很多學生即使充分掌握了語法知識,並在考試中取得了較好的成績,也無法在實際中輕鬆地運用文字來恰當地表達自己的想法。下面是yjbys小編為大家帶來的日語寫作的常見錯誤解析,歡迎閱讀。

日語寫作的常見錯誤解析

  日本的漢字詞彙及詞性

「文法は間違っていないし、意味も通じるが、何となく不ふ自し然ぜんな文」、いわゆる「日本語らしくない文」というのがある。その多くは、実は漢語の使用が適當でないところからきている。漢かん語ごの語ご彙いは中國人學生にとってなじみやすいものであるが、中國語と日本語の微妙な意味のずれ、用法の違い、或あるいは使うべき場面の違いなどのため、漢語を安あん易いに用いると外國人臭のある文ができてしまう。

常有這樣的句子:“語法沒問題,意思也通順,但就是感覺不自然”,這就是所謂的“不地道的日語句子”。這種現象大多數是因日語中漢字詞彙的使用不當造成 的。日語的漢字詞彙對中國學生來說是非常熟識的,但漢語與日語意思的微妙差異,用法的不同,或使用場合的不同,使得隨意地濫用日語漢字詞而造出外國味十足 的句子來。

漢語の語彙を使用する時は、動詞として用いる(スル名詞)のか、ナ形容詞として用いるのか、名詞として用いるのか、よくわきまえていなくてはならない。

使用日語漢字詞的時候必須首先識別清楚它是作動詞用呢,還是作形容動詞,或是名詞用。

以下、よく用いられる漢語の用法と誤用例を品詞別、アイウエオ順に列記し、解説する。

下面,就經常使用的日語漢字詞的用法和誤用例,按詞性和“アイウエオ”的順序列出,並加以解釋說明。

  1、動詞として用いる漢語(スル名詞)(作動詞用的漢語詞(スル名詞))

語彙の誤用の中では、この種の漢語に関する誤用、つまりスル名詞を普名詞のように使ってしまう誤用が最も多い。動詞の にアスペクトが入ってきて使いにくいからだと思われる。

在詞彙的誤用中,這類漢字詞彙的誤用,即把“スル”名詞當成普通名詞使用的誤用是最多的。原因可能是動詞的活用帶有語態的變化使用起來很難。

この種の漢語が名詞として用いられるのは、「生活が安定する」→「生活の安定」、「生活が する」→「生活の向上」という形で用いられるのが普通である。

這種漢字詞彙作名詞用的時候,一般有“生活が安定する”→“生活の安定”、“生活が向上する”→“生活の向”這樣的形式。

また、「重要」と「重視」、「熱心」と「熱意」など似たような概念の漢語の品詞の違いや、「安定」と「不安定」など反意語同士の品詞が違うことも注意しなければならない。

此外還要注意詞性不同的問題,像“重要”和“重視”、“熱心”和“熱意”這類概念相似的漢字詞彙的詞性差異,以及“安定”和“不安定”這類反義詞之間的詞性不同。

  1.「安定する」

例「まず、 さんと したら、 と が安定です。」

安定です→安定します

例「山本さんは安定の を持っていて もたくさんあります。」 安定の→安定した

反対語の「不安定」はナ形容詞。(反義詞“不安定”是形容動詞。)

  2.「合格する」

例「美容整形は、合格の醫者に頼めば大丈夫です。」

合格の醫者 →合格した醫者

「~に合格する」という形で用いる。反対語の“不合格”は名詞。

(“~に合格する”是固定形式。其反義詞“不合格”是名詞。)

  3.「向上する」

例「 需要は増えているのに供給がそれに追いつかないと、物価が向上になってくる。」

向上になって→ 向上して

また、「向上」ということばは普通、「成績の向上」「売り上げの向上」など、上がることが望ましい対象に対して用いる。物価の場合は、「物価の上昇」が適切であろう。

此外,“向上”一詞一般用於“成績の向上”、“売り上げの向上”等令人可喜的上升的物件。物價的場合用“物価の上昇”比較合適。

  4. 「失明する」

例「一人の失明の老人を見ました。」

失明の老人→失明した老人

  5. 「重視する」

例「日本の経済がよく発展したので、精神生活の需要が重視になった。」

重視になった→ 重視されるようになった

例「人間は他人の感性への重視を學び始める。」

他人の感性への重視→ 他人の感性を重視すること

この場合、「他人の感性への重視」という語形変化は正しいが、「學ぶ」という動詞と適合しない。「~を重視する」という形で用いる。

這種場合下,雖然“他人の感性への重視”句中的詞形變化是正確的,但不適合“學ぶ”這個動詞。要用“~を重視する”的形式。

  6. 「進歩する」

例「臺中がどんなに進歩になっても、私は昔むかしの臺中が好きです。」

進歩になっても→ 進歩しても

  7. 「辛抱する」

「 女じょ性せい労ろう働どう者しゃは辛抱がよいし、細さい心しんだし、態たい度どもよいし、知ち識しきもあるし、本ほん當とうに社しゃ會かいの貴き重ちょうな資し源げんだと思おもう。」

辛抱がよい→ よく辛抱する、辛しん抱ぼう強づよい「~を辛抱する」という形で用いる。(用作“~を辛抱する”的形式。)

  8. 「生活(を)する」

例「 山やま口ぐちさんは田た中なかさんと結けっ婚こんしたら、いい生活を暮くらすかもしれません。」

生活を暮らす→ 生活する

「 しかしそれなりに安定した生活を持っているけど、つまらない関かん係けいになるかもしれない。」

生活を持っている→ 生活ができる

「生活する」と「暮らす」は同義なので、一緒に使うと同語反復になる。

(“生活する”與“暮らす”是同義詞,所以放在一起用就成了同義反復。)

  9. 「成功する」

例「そうしたら中國臺灣の教きょう育いくは本當に成功になると思う。」

成功になる→成功する

「~に成功する」という形で使う。(用作“~に成功する”的形式。)

  10. 「専心する」

例「みんな専心です。」

専心です→専心しています

「~に専心する」という形で用いる。(用作“~に専心する”的形式。)

  11. 「獨立する」

例「 日本の女じょ子し學がく生せいは中國の女子學生よりもっと獨立ではないだろうか。」

獨立ではないだろうか→ 獨立しているのではないだろうか

「~から獨立する」という形で用いる。(用作“~から獨立する”的形式。)

  12. 「繁栄する」

例「今、中國臺北は繁栄になりました」

繁栄になりました→繁栄しています

  13. 「繁はん盛じょうする」

例「昔むかしは重要な港みなと町まちで、商しょう業ぎょうは繁盛でした。」

繁盛でした→ 繁盛していました

なお、「商業が繁盛する」という表現は厳げん密みつに言えば少し変である。「繁盛する」とは個々の店の商しょう売ばいについて言うのであって、商しょう業ぎょう界かい全ぜん體たいのことを言うなら、「栄さかえる」「繁はん栄えいする」などであろう。

另外,嚴格地說“商業が繁盛する”這種表達有些奇怪。“繁盛する”是就一個一個的商店的商業而言的,如果要表述商業界整體的話,應該用“栄える”、“繁栄する”等。

  14. 「不足する」

例「 需じゅ要ようは増えているのに供きょう給きゅうがそれに追いつかないと、供給は不足になって、物ぶっ価かが上がるという現げん象しょうを生うみ出だす。」

不足になって→不足して

  15. 「変心する」

例「彼は変心だろうと思います。」

変心だろう→ 変心したのだろう

  3.名詞として用いる漢語(用作名詞的漢字詞彙)

名詞として用いられる漢語の場合は、共きょう起きする動詞は何かをよく考えなければいけない。

當漢字詞彙作名詞用的.時候,必須考慮與其搭配的動詞的具體情況。

  (1)~ガアルという用い方をする語(用作“~ガアル”形式的詞語)

この形の漢語では、「~がある」のほかに「~を持つ」という形があるものとないものがある。財産など具體物の他、「愛あい情じょう」「関かん心しん」など人の內ない面めんに屬ぞくする語、また「~力りょく」という語は「持つ」で言い換えられるが、他の語は言い換かえられないようである。「人にん気きを持っている」などは明らかに誤用である。

這種形式的漢字詞彙,除“~がある”的形式之外,有的可以用“~を持つ”的句型,有的卻不可以用。除了財產等具體的東西之外,像“愛情”、“関心”等屬於人的內心的詞語,還有“~力”等詞語,可以用“持つ”來替換,其他詞語則不可以隨意替換。像“人気を持っている”很明顯是誤用。

また、この種の語は程てい度どを持っているのが一般的である。それぞれ、どのような程度表現をするかよく調べる必要がある。

另外,這些詞語一般都帶有一定的程度性。它們分別表達什麼樣的程度呢,需要深入仔細查閱。

  1. 「関心」

例「 そのニュースを聞いて、あまり関心しなかったけど、ついレコード會がい社しゃに絵え葉は書がきを送ってしまった。」

関心しなかった→関心がなかった

まず99パーセントの學生がこの種の誤用を起こすが、これは、中國語では「我很關心你。」などと言うことから、多分母ぼ語ご幹かん渉しょうにより「関心」を動詞と勘違いしているのであろう。

大約有99%的學生會出現這種誤用。這是因為漢語中經常說“我很關心你”,所以可能是受母語的干擾而把“關心”當成動詞使用了吧。

程度を示す表現は、「関心が深ふかい」「関心が強つよい」。(表示程度的表達方式是“関心が深い”、“関心が強い”。)

他に「関心を引ひき起おこす」「関心を集あつめる」等の用法がある。(還有一些像“関心を引き起こす”、“関心を集める”等用法。)

  2.「経験」

例「姉はお見み合あいの経験を持っています。」

経験を持っています→経験があります

また、「経験する」という動詞の用法もある。(另外,也有“経験する”作動詞的用法。)

程度を示す表現は、「経験が豊ゆたかだ」。(表示程度的表達方式是“経験が豊かだ”。)

  3.「効果」

例「でも、効果があまりよくないだろう。」

効果があまりよくない→効果があまりない

例「でも、あまり効果が効ききませんでした。」

効果が効きませんでした→ 効果がありませんでした

程度を示す表現は、「効果が大きい」。(表示程度的表達方式為“効果が大きい”。)

  4.「差」

例「 この點で、日本と中國を比くらべると、大きな差を持っているに違いない。」

差を持っている→ 差がある

程度を示す表現は、「差が大きい」。(表示程度的表達方式為“差が大きい”。)

他に「差がつく」「差をつける」「差が開ひらく」「差を縮ちぢめる」などの表現がある。

(其他還有“差がつく”、“差をつける”、“差が開く”、“差を縮める”等表達方式。)

  5.「~力」

例「 経けい済ざい力りょくの面では、山やま本もとさんは田た中なかさんと比くらべてかなり強つよいけど……」

強い→ ある

母語幹渉により、「能のう力りょく」「経済力」などの程度を中國人學生は「強い」と表現するが、人間の內面に屬する多くの能力は程度を示す表現を用いず、「とても能力がある」と程てい度ど副ふく詞しを用いるのが普通である。敢あえて形容詞を使うなら、「能力が高い」「包ほう容よう力りょくが大きい」などであろう。(但し、「想そう像ぞう力りょくが強い」とは言うようである。)內面以外の力、例えば「腕わん力りょく」「破は壊かい力りょく」「影えい響きょう力りょく」「教育力」など、外から観かん察さつ可か能のうな暴力的な力や人に影響を與える力は「強い」を用いることができる。

受母語的干擾,中國學生喜歡用“強い”來形容“能力”、“經濟實力”等的程度。但屬於人的內在能力一般不用表示程度的表達方式,而一般用“とても能力がある”來形容其程度。如果非要使用形容詞的話,也應該是“能力が高い”、“包容力が大きい”。(但可以說“想像力が強い”。)內在能力以外的,比如“腕力”、“破壊力”、“影響力”、“教育力”等可以從外界觀察到的粗暴的力以及能夠給他人帶來影響的力可以用“強い”來形容。

  (2)その他の用法を取る語(有其他用法的漢字詞彙)

  1.「參考」

例「これから批ひ判はんを參考して、改かい善ぜんしようと思いました。」

參考して→ 參考にして

「~を參考にする」という形を取る。(用作“~を參考にする”的形式。)

  2.「態度」

(a)「 そこの店員は『買わないから相あい手てをしない』という態度を表あらわしました。」

態度を表しました→ 態度を取りました

(b)「 若い人は、『個こ人じんの自じ由ゆうで、何でもしていい』という態度を持ちます。」

態度を持ちます→ 態度でいます

実は、そもそもの誤用は、日本人は「態度」という言葉をこのように用いないことである。「態度」とは特定の気持を積極的てきに表したい場合に用いる手段というよりは、「態度が悪い」などある人物の行為全般から受ける全體的な印象である。

其實,根本的誤用源於日本人不這麼用“態度”這個詞。所謂的“態度”與其是想要積極地表達某種特定的心情時用的一種手段,倒不如是以“態度が悪い”等方式來形容從某個人的行為整體感受到的、整體的印象。

(a)において「態度」と「表す」は、中國人學生にとって相あい性しょうのいい語のようだが、日本語では決して使わない。日本語では、「そこの店員は……という気持が態度に出ていました。」とか「そこの店員は……と言わんばかりの態度でした。」などにすべきであろう。

在(a)句中,“態度”和“表す”兩個詞對中國學生來說搭配得很好,但日本人絕不這麼用。日語中應為“そこの店員は……という気持ちが態度に出ていました。”或“そこの店員は……と言わんばかりの態度でした。”等。

また、(b)のように「態度を持ちます」とも決して言わない。「若い人には……という風潮があります。」と言うべきであろう。

另外,日本人也絕不像(b)那樣說“態度を持ちます”。應該是“若い人には……という風潮があります。”。

これこそ、冒ぼう頭とうで述べた「日本語らしくない文」の典型であろう。

這些現象,正是筆者在開頭部分所說的“不地道的日語句”的典型。