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2017年日語詞彙辨析分類整理(雙語)

等級考試 閱讀(3.18W)

日語等級考試由日本國際交流基金會和日本國際教育支援協會舉辦的國際範圍的等級考試,分為5個級別,N1與原日本語能力測試1級相比,加深了高難度部分,但及格線基本相同。下面,小編為大家搜尋整理的2017年日語詞彙辨析分類整理,希望能給大家帶來幫助!更多精彩內容請及時關注我們應屆畢業生考試網!

2017年日語詞彙辨析分類整理(雙語)

年賀狀や寒中見舞いなどの返信で、「(寒中見舞いの)おはがきをお送りいただきましてありがとうございました」などのように書くことがあります。

在賀年卡或冬季問候的回信裡常常都寫著「感謝您寄來(冬季問候的)明信片」之類的話。

このように、人から物をもらったり、厚意を受けたりした場合には「~いただきまして」「~くださいまして」という表現を用いることが非常に多いものですが、この「いただく」と「くださる」について、どのような違いがあるのか、使い方に迷うという聲をよく耳にします。

像以上這樣,從他人處得到什麼或是承他人好意時經常用到「~いただきまして」「~くださいまして」。然而「いただく」和「くださる」又有什麼區別呢?為此困擾的朋友請往下看。


結論から申しますと、丁寧度や敬意の度合いからすれば、この2つはそう違いがないものと考えられます。ただ、ひとつ違いがあるといえば、それは敬語の種類が違うという點でしょう。たとえば、次の文を比べてみましょう。

就結論而言,兩者的禮貌與敬意程度並沒有區別。但硬要說的話,就是兩者的敬語種類不同。我們來看看下面的例子。

A「ご本をお送りいただきまして、ありがとうございました」

B「ご本をお送りくださいまして、ありがとうございました」

Aの「お送りいただく」は、「お(ご)~いただく」の形で「~てもらう」の意の謙譲表現を用いたものです。それに対してBの「お送りくださる」は、「お(ご)~くださる」の形で「~てくれる」の意の尊敬表現を用いて表した言い方といえます。

A的「お送りいただく」是用於以「お(ご)~いただく」的形式來表達「~てもらう」的謙遜之意時。而與之相對,B的「お送りくださる」是用於以「お(ご)~くださる」的形式來表達「~てくれる」的尊敬之意時。


自分が「いただく(もらう)」というのは、相手が「くださる(くれる)」と同義なわけですから、どちらでも正しいことになり、敬意の度合いとしてもほとんど違いがないと言っていいでしょう。しかし、もし區別するとしたら、「いただく」は、どちらかと言えば自分が相手に頼んだ場合に使われ、「くださる」は、自分が相手に頼んだことでなくとも、相手の意思で何かをしてくれるような場合に使われることが多いのではないかと感じます。

由於自分が「いただく(もらう)」與相手が「くださる(くれる)」意思相同,所以可以說兩者都沒錯且敬意的程度幾乎一樣。但如果說有什麼區別的話,比較而言,「いただく」多用於自己請求別人的`時候,而「くださる」則用於自己沒有請求別人,對方也以自己的意志做了些什麼的情況。


具體的な場面としては、次のような例です。

具體場景請看以下的例子。

場面1 自分が註文した本を書店などから送ってもらった場合

場景1 請求書店送來自己購買的書時


→「(私が註文しました本を)お送りいただきまして」

場面2 先生が自分の本を送ってくれたような場合

場景2 老師送來自己所著的書時


→「(先生のご著書を)お送りくださいまして」

と、このような使い分けをされると考えられます。

現在普遍分為以上兩種用法。

ただし、実際には、場面2のように、自分が頼んでいない、相手の自発的な行為であった場合でも「お送りいただき」という表現もしばしば使われています。

然而事實上,如場景2的情況,自己沒有拜託對方而是對方的自發行為時也經常使用「お送りいただき」。

これはなぜかと考えますと、頼んだりお願いしたりしたわけでもなく相手の厚意によることに対して、相手から厚意を受けたという部分を強める意味で「(ご著書を)お送りいただき」という謙譲表現が使われるのではないでしょうか。頼んだわけでもないのに自分にまでお心くばりいただいて…と恐縮する気持ち、厚意を受けたことをありがたく思う気持ち、そのような感情から「いただく」という表現が好まれるのでしょう。

這是為什麼呢?可以考慮為這是當自己沒有請求但對方表達了好意時,為強調自己接受了對方的好意,才使用了「(ご著書を)お送りいただき」這樣謙遜的表達方式。是懷著明明自己沒有拜託他人,對方卻如此照顧自己的惶恐之情以及承蒙對方好意的感謝之情而用了「いただく」這樣的表達。

ここで注意したいのは、これとは反対に自分が相手に明らかに何かを頼んだような場面で「くださる」を使うのは、違和感を生じることもあるという點です。たとえば以下のような例です。

需注意的是,與上述相反,在自己已經明確請求對方做某事時使用「くださる」就會使人產生違和感。比如下面的例子。

場面3 自分の會合への出席を無理にお願いしたような場合

場景3 勉強請求別人出席自己的聚會時


→△「本日はご出席くださいましてありがとうございます」

場面4 自分が渡してもらいたいと頼んだ場合

場景4 請求別人把某物交給自己時


→△「資料をお渡しくださいましてありがとうございます」

場面3のような場合、相手は、「あなたからどうしてもとお願いされたから出席したのに」などと不自然に感じる恐れもあります。ここは「このたびは(ご無理を申して)ご出席いただきましてありがとうございます」などのほうが言葉としてなんとなくおさまりが良くしっくりくる感じがします。

如場景3所示,對方可能會有“因為你請求我無論如何都要出席我才來的”等不自然的感覺。而如果使用「このたびは(ご無理を申して)ご出席いただきましてありがとうございます」等表達方式,則感覺更加安定合適。

場面4も同じく、「(お願いいたしました)資料をお渡しいただきましてありがとうございました」などの表現のほうが自然に感じられます。この2つはいずれも、自分が相手に「出席」や「渡す」という行為を頼んで行ってもらったために、「~いただく」という表現が適當という印象を受ける例です。

場景4同理,使用「(お願いいたしました)資料をお渡しいただきましてありがとうございました」就更自然。因為這兩種場景都是自己向對方發出「出席」或「渡す」等行為的請求,所以用「~いただく」更加合適。


言葉として決して間違いでもなく、意味上の違いや敬意の差がほとんどない言葉であっても、どのような場面において使われるかによって受ける印象は違ってくるといえるのでしょうね。

即使語言上沒有錯誤,意思和敬意也幾乎沒有區別,但根據場景使用不同的表現方式給人的印象也會不一樣吧。